写真集『The Sign of Life』から7年を経て、写真家・清野賀子の待望の2冊目の写真集。樹木の枝の向こうで輝くガラス窓、何の変哲もない舗装された道とガードレール、風に揺らぐススキの穂、繰り返し登場する芭蕉の木のイメージ......、私たちにとって見慣れた、それでいて見過ごしてしまっている光景が、ここでは光と周囲の環境と共振して、特別な時間が流れているかのように差し出されている。名も無き被写体たちの<存在の輝く瞬間>をとらえ、そこに見る者と世界に向かって開かれた<通路>を探し求めた作家の最新作。35ミリカメラで撮影された作品群だが、スナップショットともプライベートな生活の記録とも異なる、独特のヴィジョンが立ち上がっている。書名は、パウル・ツェランの晩年の詩からの引用。
名作です。一作目より入りやすいですが、こちらの方が毒がある気がします。
今なら手放しても良いと思いました。
それほど、私の中に根付いています。
写真集『The Sign of Life』から7年を経て、写真家・清野賀子の待望の2冊目の写真集。樹木の枝の向こうで輝くガラス窓、何の変哲もない舗装された道とガードレール、風に揺らぐススキの穂、繰り返し登場する芭蕉の木のイメージ......、私たちにとって見慣れた、それでいて見過ごしてしまっている光景が、ここでは光と周囲の環境と共振して、特別な時間が流れているかのように差し出されている。名も無き被写体たちの<存在の輝く瞬間>をとらえ、そこに見る者と世界に向かって開かれた<通路>を探し求めた作家の最新作。35ミリカメラで撮影された作品群だが、スナップショットともプライベートな生活の記録とも異なる、独特のヴィジョンが立ち上がっている。書名は、パウル・ツェランの晩年の詩からの引用。
商品の情報